国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、21日に日帰りで、南北が共同で運営する北韓の開城工業団地を訪問することになり、冷え込んでいる南北関係の改善に向けた突破口を見出せるかどうかに関心が集まっています。
これは、潘基文事務総長が19日、世界教育フォーラムが開かれている仁川・松島(ソンド)で記者会見して明らかにしたものです。
このなかで、潘基文事務総長は、21日、北韓の開城工業団地を日帰りで訪問する計画を明らかにし、「韓半島の平和と安全保障は、最も重要な要素だ」と述べ、韓半島の安定のため国連事務総長として努力を惜しまない姿勢を強調しました。
潘基文事務総長の開城訪問は、韓国政府の承認を得て実現することになったもので、開城でのプロトコールなどは国連側が北韓と直接協議しているということです。
現地での詳しい日程は分かっていません。
潘基文氏が国連総長として北韓を訪問するのは、これが初めてで、冷え込んでいる南北関係改善の突破口を見出せるかどうかに関心が集まっています。
潘基文事務総長は、今月9日にモスクワで行われたロシアの対ドイツ戦勝70周年記念式典に出席した際に、北韓の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と短時間の会談を行っています。