不正な資金を受け取った疑惑がもたれている李完九(イ・ワング)国務総理の辞意の表明を受けて、南米歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、「非常に残念だ」と伝えました。
朴槿恵(パク・クネ)大統領は、大統領府青瓦台の報道官による書面の会見で、「非常に残念で、国務総理の苦悩が感じられる。このことで国政が揺らがないよう、内閣や秘書室は徹底して業務に臨んでほしい」と述べました。
また、「検察は、政治改革という観点から徹底して捜査し、すべてを明らかにしてほしい。経済活性化が何より急がれるだけに、国会は関連法案の成立に協力してほしい」と呼びかけました。
与党セヌリ党は、報道官による書面の会見で、野党に対して公務員年金の改革などへの、党を超えての積極的な協力を求めました。
一方、最大野党の新政治民主連合は、「李国務総理の辞意の表明は、政局の混乱を収束させるのに役立つだろう」としながらも、「朴槿恵大統領に近い要人の不正な政治資金の疑惑についての捜査は、これからスタートだ。国民は、検察が疑惑を一つも残さず、徹底して捜査するかどうかを見守っている」と強調しました。