韓国が、EU=ヨーロッパ連合による、漁業の国際的な資源管理を逃れて操業する違法漁業国の予備指定から解除されます。
兪奇濬(ユ・ギジュン)海洋水産部長官が20日、発表したところによりますと、韓国時間の21日午後9時に、EUは、韓国に対するIUU=違法、無報告、無規制の漁業国の予備指定の解除を発表するということです。
海洋水産部は、違法漁業国の指定を受けないために、操業監視センターを設置し、違法操業の漁船に対しては漁獲証明書の発行を取り消すほか、漁獲証明書を発行する際に、VMS=漁船位置追跡システムの記録との照合を行うなど、改善策を打ち出しています。
また違法漁業に対する処罰が甘いという指摘を受け入れ、2回にわたって遠洋産業発展法の改正を行っています。
兪長官は、「違法漁業国に指定された場合の国のイメージの悪化や、水産物のEUへの輸出禁止による損害などの懸念が、完全に解消された」と話しています。
EUはおととし11月、VMSの未装着や操業監視センター設置の遅れなどを理由に、韓国をIUU漁業国に予備指定しています。
IUU漁業国に指定されると、韓国で生産、加工した水産物のEUへの輸出が全面禁止されるほか、韓国漁船はEU内に入港できなくなります。
一方、アメリカは2月に、違法漁業国の予備指定から韓国を解除しています。