日本で大ブレークした韓国ドラマ「冬のソナタ」の第2弾が制作されることになりました。
「冬のソナタ」の制作会社「パン・エンターテインメント」が14日、発表したところによりますと、作家や監督など「冬のソナタ」のスタッフが再び集まって、第2弾を制作するということです。
あらすじは来月中に完成する予定ですが、演出や俳優は、まだ決まっていないということです。
「パン・エンターテインメント」は、第2弾の制作が、冷え込んでいる韓日関係に前向きな効果をもたらすことを期待しています。
「冬のソナタ」は、2002年1月から3月までKBSで放送された韓国の連続テレビドラマで、ペ・ヨンジュンさんとチェ・ジウさんが演じた男女主人公の純粋なラブストーリーと、美しい映像や音楽が視聴者の心を響かせ、韓国で大きな人気を集めました。
翌年の2003年には、NHK衛星チャンネルで放送され、日本列島で一大ブームを巻き起こし、2004年にはNHK地上波チャンネルでも放送されました。
なかでも中高年層の女性ファンに愛され、ペ・ヨンジュンさんは「ヨン様」というニックネームで呼ばれ、代表的な韓流スターとして人気を集めました。
また「冬のソナタ」のロケ地の南怡島(ナミソム)は韓国の観光名所となり、多くの日本人観光客が訪れました。
三星経済研究所や現代経済研究院などは、2004年の推定で、「冬のソナタ」の経済波及効果は、3兆ウォンに上ると分析しています。