独立70周年及び2000年6月の南北共同宣言15周年を迎えて、民間レベルの南北共同行事が行われることになりました。
独立70周年及び南北共同宣言15周年民族共同行事準備委員会は1日、ソウル市内のプレスセンターで記者会見し、ことしを韓半島の平和と南北関係転換の歴史的転機にすべく、中断していた南北共同行事を再び行なうことにしたと発表しました。
委員会の発起人には宗教界や市民団体など各界の192人が加わり、仏教曹渓宗の総務院長とカトリック教会の主教会議議長が名誉会長を務めるということです。
委員会はまず6月15日に南北共同宣言15周年の記念行事をソウルで行う計画ですが、離散家族や日本による植民地時代の被害者の遺族らが参加するということです。
委員会は今月末にも北韓の南北共同宣言実践委員会の関係者に会い、具体的なプログラムや参加者などを決めることにしています。
委員会によりますと、北韓側は6月15日にソウルで共同行事を行うことについて原則合意しているということです。