日本が「明治の産業革命遺産」の世界遺産登録を進めていることについて、韓国政府は反対する立場を再度確認しました。
韓国外交部の報道官は31日の記者会見で、「明治の産業革命遺産」は強制徴用された朝鮮人労働者が苦痛を強いられた歴史の現場であり、世界遺産にふさわしくなく、ほかの国々とも協力して登録を阻止していくとの立場を明らかにしました。
「明治の産業革命遺産」は、6月28日から7月8日にかけてドイツのボンで開かれる第39回ユネスコ世界遺産委員会で登録の可否がが決まります。
世界遺産委員会は21か国で構成されていますが、そのうち3分の2が賛成すれば登録が決まります。