中国が主導して創設を目指す新たな国際機関、AIIB=アジアインフラ投資銀行について、韓国政府が参加する方針を固めたと、韓国の日刊紙、東亜日報が19日報じました。
それによりますと、韓国政府の関係者は18日、「主要国と緊密に協議し、経済的得失を検討した結果、3月が終わる前に創設メンバーとしてAIIBに加盟するのが有利との結論を得た」と述べていて、企画財政部や外交部などの関係部署は、近く、加盟条件などを最終的に調整したうえで加盟を公式に宣言することにしているということです。
政府のこうした決定には、アメリカの主要同盟国であるイギリスのほか、フランスやドイツ、イタリアも参加を表明し、中国が一方的にAIIBを主導する心配が薄らいだことが背景にあるものとみられると東亜日報は伝えています。
この報道について、青瓦台の安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席秘書官は18日の記者会見で、「政府はAIIB参加について立場を表明したことはなく、具体的または集中的な協議を行ったこともない」と述べて否定しました。
安秘書官はそのうえで、「現在はさまざまな事項を見守り検討している段階だ。今後、意思決定がなされるだろうが、今の段階では何も決まっていない」と述べました。