今月初めに出版された李明博(イ・ミョンバク)前大統領の回顧録について韓国の市民団体が、大統領記録物管理法違反などの疑いで検察に告発しました。
この問題は、李明博前大統領が自らの回顧録「大統領の時間」で、在任中の南北秘密接触や外国の首脳とのやりとりなど、秘密保管されている大統領指定記録物を大統領秘書官が代理人として閲覧し無断で公開した疑いがあるとして、「李明博審判行動本部」と名乗る市民団体が9日、
大統領記録物管理法違反や秘密漏えいの疑いで検察に告発したものです。
このため、回顧録の執筆に参加した李明博前大統領をはじめ、補佐官、大統領記録物を管理する大統領記録館に対する捜査が避けられない見通しとなりました。
この市民団体は、また、ソウル南部地方裁判所に、回顧録の販売・配布中止を求める仮処分も提出しました。
大統領の回顧録が秘密漏えいなどの疑いで検察の捜査を受けるのは異例のことです。