韓国とアメリカは来月上陸訓練を行ないますが、訓練に参加するアメリカ軍の規模が去年に比べて大幅に縮小されるもようです。
政府消息筋が9日、明らかにしたところによりますと、来月初めに行なわれる韓米連合上陸訓練「双龍(サンヨン)訓練」に、アメリカからは去年の7分の1にあたる海兵隊1000人あまりが参加するということです。
1989年のチームスピリット訓練以来、もっとも大きな規模となった去年の訓練には、アメリカから7500人あまりの海兵隊と2000人の海軍が参加していました。
これについて、北韓との対話を進めている韓国政府の政策に影響を受けたものではないかとの見方も出ています。
しかし別の政府消息筋は、「規模の大幅な縮小は、韓国政府の対北韓政策とは関係なく、韓国とアメリカが、アメリカ軍の予算などを総合的に考慮して兵力の規模を調整した結果だ」と説明しています。
この上陸訓練は、2012年3月に韓米合同軍事演習「フォール・イーグル」の一環として初めて行なわれて以降、続いているもので、北韓との全面戦が行なわれた場合を想定して、韓米の最精鋭の海兵隊が北韓の東海や西海から上陸したあと、平壌に進むシナリオにしたがって行なわれることから、北韓がもっとも警戒する上陸訓練と言われています。
この訓練にアメリカは、韓米連合作戦計画によって韓半島の有事の際に最初に投入される中核戦力の、日本の沖縄に駐屯している海兵隊の兵力を動員します。
尚、韓国からは、去年と同じ規模の3000人あまりが参加の予定です。