アメリカとの国交正常化に向けた交渉を進めているキューバ政府が、自国の行事に韓国政府を初めて公式に招きました。
韓国政府は、キューバ、シリア、マケドニア、コソボの4か国とは国交を結んでいません。
外交部の当局者が9日、明らかにしたところによりますと、キューバの文化省の招きで、ハバナで開かれる国際図書展に参加するということです。
韓国からは、外交部の支援を受けて小説家のオ・ジョンヒさんと韓国詩人協会のムン・ジョンヒ会長がハバナに向かい、スペイン語に翻訳された韓国の古典から現代文学までの100余りの作品を紹介する予定です。
また外交部の文化外交局長がキューバを訪れ、文化省の国際関係局長と協議するほか、韓国人同胞と会って、図書を寄贈する予定です。
国際図書展は、キューバが1982年から毎年開いている最大のイベントで、これまで韓国の民間団体が図書を出品したことはありましたが、政府レベルで参加するのは初めてです。
今回の図書展への招待は、アメリカがこのほど、キューバとの国交正常化を宣言したことを受けて、韓国との国交樹立の可能性も高まっているなかで行なわれるものですが、韓国はおととし、キューバの文化芸術使節団を招くなど、文化分野ではすでに門戸を開いています。