メニューへ 本文へ
Go Top

政治

李前大統領の回顧録 当時の関係者「事実とは違う」

Write: 2015-02-03 12:11:35Update: 2015-02-03 14:06:02

李前大統領の回顧録 当時の関係者「事実とは違う」

2日に出版された李明博(イ・ミョンバク)前大統領の回顧録の、北韓との接触に関する内容が、事実と異なるという指摘が出ています。
李明博前大統領は回顧録「大統領の時間」で、北韓が先に南北首脳会談を提案してきて、その見返りに、北韓が設立しようとしていた国家開発銀行の資本金100億ドルをはじめ、コメや肥料などの経済支援を求めてきたと明らかにしています。
これに対して、当時の交渉の過程に詳しい前官僚は、北韓が首脳会談の見返りに金を求めたことはないと主張しました。
この前官僚は、「北韓は当時、韓国の産業銀行のような金融機関を設立しようとしていて、韓国は、経験やノウハウを提供するなどの協力をすることになっていた。100億ドルを提供するという話は、とんでもない」と話しています。
また別の消息筋は、「シンガポールでの南北の接触で、コメや肥料などの経済支援を行なうことにしたのは事実だが、首脳会談の見返りとしてではなかった。当時、南北は離散家族の再会の定例化、韓国戦争の韓国軍捕虜や拉致被害者などの送還などで合意し、韓国政府は、人道的な支援としてコメや肥料などを提供することにしていた。政府は、韓国軍捕虜や拉致被害者などの送還のために、ドイツの『自由を買う』という意味の『フライカウフ』方式を取る方針だった」と説明しています。
こうした指摘が相次いでいることから、一部では、李明博前大統領が、北韓の強引な要求を浮き彫りにして、南北関係の改善を模索している朴槿恵(パク・クネ)政権の足を引っ張ろうとしているのではないかとの見方も出ています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >