韓国を訪れているアメリカ国務省のフランク・ローズ次官補(軍縮担当)は29日、国防部の柳済昇(リュ・ジェスン)国防政策室長と会談し、韓米同盟の懸案について協議しました。
国防部によりますと、会談では、北韓情勢や北韓の核とミサイルの脅威、ミサイル防衛、拡散防止、韓米日軍事情報共有約定、サイバー安全保障などの懸案について意見が交わされたということです。
一部では、ローズ次官補が韓国訪問中、外交部や国防部の幹部らとアメリカの終末高高度防衛ミサイル「サード(THAAD)」の韓半島への配備についても議論する可能性があるという見方が出ています。
しかし、国防部の報道官は、「サードをめぐっては、まだアメリカ側が決定した事項がなく、韓国側に協議の要請も来ていない。サードについての議論は行われない」と述べました。
一方、報道官は近くソウルで韓米国防サイバー政策実務協議会(CCWG)を開催する予定だと説明しました。
日程はまだ決まっていないとした上で、会議ではアメリカのソニー・ピクチャーズエンタテインメントに対する北韓のサイバー攻撃や、ハッキングへの対策などを協議するとしています。