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韓半島

脱北者の証言内容修正 北韓が人権運動を非難

Write: 2015-01-21 09:50:08Update: 2015-01-21 10:26:02

脱北者の証言内容修正 北韓が人権運動を非難

北韓の強制収容所から脱出し、その体験が書籍化されベストセラーになった申東赫(シン・ドンヒョク)さん(32)が、証言の重要部分を修正し、謝罪したことについて、北韓の祖国平和統一委員会の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は20日、「虚偽は明らかになる」と論評し、脱北者らの証言をもとに北韓の人権改善を求める国際社会の運動を非難しました。
申氏の収容所生活は、アメリカのワシントン・ポスト紙の元記者、ブレイン・ハーデン氏の著書「北韓14号管理所からの脱出」で描かれていますが、申氏はこのほど、フェイスブックのページで、自身の過去の一部を隠そうとしたと書き込み、謝罪しました。
これについて「わが民族同士」は、「申氏のこれまでの証言はすべてうそで、脚本によるものだ。脱北者の証言をもとに作られた北韓の人権問題に関する文書を白紙化・無効化すべきだ」と主張しました。
北韓は去年10月、このサイトに申氏の父親の動画を掲載し、「政治犯収容所はない」と証言させるなど、申氏の証言はうそだと一貫して主張してきました。
ワシントンポストは現地時間の17日、ブレイン・ハーデン氏の話として、著書の内容の一部に誤りがあったと伝えました。

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