2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのスキージャンプ台に深刻な欠陥があり、 国際大会を行うには不適格だと、国際スキー連盟から 通告を受けていたことがわかりました。
KBSが入手した平昌冬季オリンピック組織委員会の内部文書によりますと、去年8月に行われた、国際スキー連盟による現地調査の結果、江原道平昌のアルペンシアスキージャンプ台は、古いシステムを使っていて、ワールドカップやオリンピックなどの国際大会を行うには不適格だとする通告を受けたということです。
問題が指摘されたのは、選手の安全と直結する滑降トラックや出発ゲートなど10カ所に上っています。
これについて文化体育観光部は16日、報道資料を出し、「政府と江原道が新年度予算をつかって、スキージャンプ台の補修工事に取り掛かり、来年2月にトレーニングイベントを開催する計画だ」と述べました。