大統領府青瓦台の人事をめぐる文書が流出した事件で、国会の運営委員会は9日、青瓦台の民政担当首席秘書官の出席を求めましたが、この首席秘書官は出席を拒否して辞表を出し、波紋が広がっています。
大統領府青瓦台の人事をめぐる文書が流出した事件で、与野党は9日、文書が流出した部署の責任者として、金英漢(キム・ヨンハン)民政担当首席秘書官に対して国会運営委員会へ出席を求めました。
これに対して金英漢首席秘書官は、「民政担当の首席秘書官は国会に出席しないことが慣行になっていて、出席すれば政治攻勢に屈する悪い前例になる」として委員会の求めに応じず、辞表を提出しました。朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、この辞表を受理しました。
今回の流出事件については、検察が5日、文書の内容は虚偽だとする中間捜査結果を発表しました。これを受けて青瓦台は、12日の大統領の新年の記者会見を前に、10日の国会運営委員会に大統領秘書室長らが出席して謝罪することで収拾を図るものとみられていましたが、金英漢首席秘書官が上の指示に従わずに辞表を出したことで、青瓦台秘書室の在り方に批判の声が高まるものとみられます。