巨額の資金を投じて済州島にホテルを建設した韓国の男性3人組アイドルグループ、JYJのメンバーのジュンス(金俊秀、28)が、詐欺の疑いで告訴されたことがわかりました。
ソウルの江南(カンナム)警察署が7日、発表したところによりますと、ジュンスは、済州島に285億ウォンを投じてホテルを建設していましたが、それにかかわった建設会社2社が先月12日、ジュンスを詐欺の疑いで済州東部警察署に告訴したということです。
この2社は、おととし4月から去年8月までホテルの建設に加わっていて、「ジュンスに資金を貸したが、返済されなかった」と主張しています。
済州地方裁判所は先月、ジュンスに支払いを命じるよう求めたこの2社の申し立てを受け入れ、ジュンスに対して2社に合わせて49億ウォンあまりを支払うよう命じました。
しかしジュンス側は、「借用証を書いたのは事実だが、会計処理のためのもので、実際には資金は借りていない」と否定し、逆にこの2社が建築材料費を着服したと主張しています。
この事件を引き継いだソウル江南警察署は、今月中にジュンスを呼んで事情を聞く方針です。