文化
韓国語版の太宰治全集 完結
Write: 2014-12-23 10:50:12 / Update: 2014-12-23 10:50:12
失意に満ちた青春を描いて、当時の日本の若者たちに大きな影響を与えた日本の小説家、太宰治(1909~1948)の韓国語版の全集の出版が完結しました。
韓国の出版社「図書出版b」が22日、発表したところによりますと、「太宰治全集」の韓国語版は、おととしの第1巻「晩年」を手始めに2年間にわたって出版が続き、第10巻「もの思う葦」を最後に全10巻の出版が完結したということです。
太宰治の代表作は、多くの出版社で韓国語に翻訳されて出版されていますが、すべての作品が収められた全集が出版されるのは初めてです。
全集には、第1巻から第9巻までは、 小説が発表順に 、第10巻にはエッセーが収められています。
翻訳は早稲田大学文学研究科出身の翻訳家が務め、各巻には時期別の作品の解説と作家の年表が掲載されています。
太宰治は、1936年に小説「晩年」で文壇にデビューし、代表作の「人間失格」を書きあげたあと、1948年に39歳の若さで愛人と入水自殺しました。
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