金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官は、4日、この1年の文化政策を振り返る記者懇談会で、韓国と日本の間で搬出された文化財を点検するための協力機関を設置する必要性があると強調しました。
金鍾徳長官は、先月29日に東京で行われた韓国と日本の文化担当相会談で、下村博文文部科学相が長崎県対馬市の寺と神社から韓国人が仏像を盗んだことに言及したことについて、「仏像の盗難は個人レベルの問題で、これを両国間の道徳的な問題にしようとしてはならない」と不快感を示しました。
そして「海外にある韓国の文化財の43%が日本にある。これは韓国国民の立場からみると深刻な問題であり、これらの文化財のリストとともに、これらの文化財がユネスコの文化財不法輸出入所有権移転禁止条約にもとづいて正常に取得されたものであるかも検討すべきだ」と述べました。
先月の韓日文化担当相会談で、金長官は、過去に日本に持ち出された韓国の文化財、およそ6万7000点の返還問題を話し合う協力機関の設置を提案しています。