先月100万部を突破した漫画「未生（ミセン）」が、今月25日に200万部を突破しました。
「未生」は2012年９月に第１巻が発売され、2013年10月に発売された第９巻で完結しましたが、先月26日に100万部を突破、その後１ヶ月足らずで200万部を突破したものです。
「未生」は、プロの囲碁棋士を目指していた20代の男性が、プロ入りに失敗したあと、会社に勤めながら、囲碁から学んだことを教訓に逆境を乗り越えていくという内容ですが、最近ドラマ化されてケーブルテレビで放映され、高い視聴率を記録して話題になっています。
出版社の関係者は、30～40代の男性が主な読者だったが、ドラマがヒットしたことで関心が高まり、20代と50代、女性の読者が増え、販売部数の急増につながったとしています。
これで「未生」は、今年最も多く売れた本となりました。