韓国映画のアカデミー賞にあたる、ことしの「大鐘賞」の最優秀作品賞に映画「鳴梁(ミョンリャン)」が選ばれました。
大鐘賞の授賞式は21日、ソウルのKBSホールで行われ、「鳴梁 」は、最優秀作品賞の他、主演男優賞、技術賞、企画賞の合わせて4つの部門を受賞しました。
映画「鳴梁」は、壬申倭乱(文禄・慶長の役)で、朝鮮水軍を率いた李舜臣(イ・スンシン)将軍が、南西部の鳴梁(ミョンリャン)海峡で、わずか12隻の船で330隻の日本水軍に対抗し、勝利を収めたという「鳴梁海戦」を描いた時代劇で、興行収入で最高記録しました。
このほか、故盧武鉉元大統領の、人権派弁護士時代のエピソードを綴った映画「弁護人」が助演女優賞のほか3部門を受賞しました。