先月末に着任したばかりのマーク・リッパート韓国駐在アメリカ大使の積極的な民間外交が注目を集めています。
マーク・リッパート韓国駐在アメリカ大使は、今月8日に開かれた韓国シリーズの4回戦を観戦するため、妊娠7か月の夫人とともにソウルの木洞(モクドン)球場を訪れました。
また日本の大学入試センター試験にあたる大学修学能力試験の前の日の12日には、受験生を応援するメッセージの書かれた紙を持って、親指を立てているリッパート大使の写真が韓国駐在アメリカ大使館のツイッターに掲載されました。
14日には、ソウル広場で行われた、冬に備えたキムチの漬け込みの「キムジャン」のイベントに参加し、自らゴム手袋をはめて、キムチ作りに挑戦しました。
さらにグーグルに「リッパート・ファミリーの韓国物語」というブログを開設して、リッパート大使と夫人、愛犬の日常を紹介し、「道端で私たちにあったら声をかけてください」、「おすすめの韓国料理や、観光スポットがあったら教えてください」と語りかけています。
こうした活動について外交専門家の間では、赴任前からオバマ大統領の最側近とされていたことから、民間への外交よりはハイレベルの外交に集中すると思われていただけに、意外という反応が出ていて、安全保障などに関する固い外交だけでなく、ソフトな民間外交も怠らないという決意の表れと思われます。