中国で開かれていたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は、11日、域内全体で貿易や投資の自由化を目指すFTAAP=アジア太平洋自由貿易圏構想の実現に向けた工程表を採択し、閉幕しました。
工程表は、7日と8日に開かれたAPEC閣僚会議でまとまった案を、各国首脳の承認を得て採択したもので、FTAAPの実現に向けた共同研究の開始を宣言し、2016年末までに結果を出すよう督励するという内容が盛り込まれています。
アメリカが進める中国抜きのTPP=環太平洋パートナシップ協定より、さらに範囲を広げた広域経済圏づくりを目指すものです。
これを受けて中国の習近平国家主席は、11日夕方、記者会見し、「APECが、アジア太平洋自由貿易圏構想の実現に向けた工程表を採択したことは、歴史的な第一歩を踏み出したものだ」として歓迎の意を示しました。