北韓で拘束されていたアメリカ人が解放されたことについて、韓国外交部は9日、論評を発表し、北韓の措置を歓迎するとの立場を示しました。
論評は、北韓が拘束中のアメリカ人を解放し、家族のもとに戻ることができたことを歓迎するとしました。
また、北韓に対して、人道的見地から、拘束中の韓国人宣教師を速やかに解放し、離散家族再会などの人道問題を解決するための対話により積極的に応じるよう促しました。
この韓国人宣教師は、去年10月に北韓で拘束され、今年5月には国家転覆陰謀罪で無期労働教化刑を言い渡されています。
韓国政府はこれまで、韓国人宣教師の解放を重ねて求めてきましたが、北韓はこれといった反応を示していません。
一方、韓国では、アメリカ人の解放と関連してクラッパー国家情報長官が平壌を訪問したことについて、情報当局の責任者が平壌を訪問しただけに、アメリカ人の解放以外の懸案についても意見交換があったものと見られ、今後、米朝間の対話が急進展する可能性もあるとの観測が出ています。