韓国でエボラ出血熱への感染が疑われる患者が発生した場合、日本の製薬会社から治療薬の緊急支援を受けることになりました。
保健福祉部が29日に明らかにしたところによりますと、政府は、韓国でエボラ出血熱への感染が疑われる患者が発生した場合、日本の製薬会社、富山化学工業からエボラ出血熱の治療効果が期待される「アビガン錠」の支援を受けることにし、そのための手続きを完了したということです。
現在、エボラ出血熱の治療に効果があるとされる薬は、アメリカの「Zマップ」、日本の「アビガン錠」、カナダの「TKM-エボラ」の3つがありますが、政府は、これらのうち、生産量が十分で、地理的に近い日本で製造された「アビガン錠」が最適と判断し、富山化学工業に協力を求め、実現したものです。
アビガンは抗インフルエンザ薬で、エボラ出血熱の治療薬としては承認を得ていませんが、ウイルスの増殖を防ぐ効果があるとされています。
アビガン錠の支援は無償で、韓国でエボラ出血熱への感染が疑われる患者が発生した場合、すぐに韓国に発送する形で行われるということです。