済州道で開かれている全国体育大会で、アーチェリー男子リカーブのキム・ウジン選手が世界記録を塗り替え、女子リカーブのチョン・ダソミ選手が、世界記録タイとなりました。
キム・ウジン選手は、29日に行われたアーチェリー男子リカーブ70メートルで合わせて352点を獲得して優勝しました。
これはキム・ジョンホ選手が去年7月に作った世界記録を2点上回るものです。
キム・ウジン選手は、2010年に中国広州で開かれたアジア大会と2011年にイタリア・トリノで開かれた世界選手権でそれぞれ2冠に輝いていて、なかでも広州アジア大会では、4つの距離を合わせて144発の世界記録も打ち立てています。
一方、女子リカーブ60メートルでは、仁川(インチョン)アジア大会で個人と団体ともに優勝したチョン・ダソミ選手が、353点を獲得し、ユン・オクヒ選手が2009年8月に打ち立てた世界記録に並びました。
全国体育大会は、世界アーチェリー連盟が世界記録を認める大会です。