韓国のイム・グォンテク監督が、12月に開かれる第25回シンガポール国際映画祭で生涯功労賞を受賞することになりました。
シンガポール国際映画祭が29日、ホームページで伝えたところによりますと、イム・グォンテク監督は、映画祭がことしから新たに設けた生涯功労賞の受賞者に選ばれたということです。
イム・グォンテク監督は、「豆満江よ、さらば」でデビューして以来、およそ50年間に100本以上の映画を作ってきた韓国現代映画の巨匠で、映画祭事務局は「映画の発展に貢献してきた功績をたたえ、初めての生涯功労賞の受賞者に選んだ」と説明しています。
またこの映画祭では、イム・グォンテク監督の代表作を上映する特別展も開かれます。
シンガポール国際映画祭は、12月4日から14日までの間、シンガポールで開かれ、授賞式は13日に行われる予定です。