仁川アジア大会の閉幕を2日後に控えた2日、韓国は、男子サッカー決勝で、北韓を1対0で下し28年ぶりの優勝に輝きました。
また韓国は、新体操個人総合、女子バレーボールや女子バスケットボールも優勝したほか、テコンドーやボーリングなどで金メダルを追加し、これまでに獲得したメダルの数は、金メダル72個、銀メダル66個、銅メダル75個となり、中国に次いで総合順位2位を維持しています。
まず、注目の男子サッカー、対北韓戦で、韓国は延長戦の末、1対0で勝ち、1986年以来28年ぶりの優勝に輝きました。
また新体操の個人総合決勝で、韓国のソン・ヨンジェ選手は4種目の合計71.699点を獲得し、中国のトウ森悦選手を抑えて優勝しました。
韓国がアジア大会の新体操で金メダルを獲得したのは今回が初めてです。
またテコンドーの男子63キロ級でイ・デフン選手が、女子の62キロ級でイ・ダビン選手がそれぞれ金メダルを獲得しました。
そして女子ボーリングのイ・ナヨン選手はマスターズ戦も制覇し、今大会4個目の金メダルに輝き、韓国では最初の4冠王になりました。
男子ボーリングのパク・ジョンウ選手もマスターズ戦で金メダルを獲得、今大会3冠王になりました。.
さらにバスケットボール女子決勝とバレーボール女子決勝は、いずれも韓国対中国戦となり、韓国がともに中国を抑え、20年ぶりの優勝に輝きました。
このほか、ソフトテニスの男子ダブルス決勝で、キム・ドンフン/キム・ポムジュン組と、女子ダブルス決勝で、キム・エギョン/チュ・オク組がともに金メダルを獲得、近代五種の女子団体の韓国代表は、日本を破って優勝し、史上初の金メダルに輝きました。