仁川アジア大会10日目の28日、韓国はアーチェリーの女子リカーブ団体で5大会連続優勝しました。
チャン・ヘジン選手(27)、チョン・ダソミ選手(24)、イ・トゥクヨン選手(25)による韓国代表は、中国との決勝で、6対0で快勝し、金メダルを獲得しました。
これで韓国は1998年のバンコク大会以来5大会連続優勝しました。
女子リカーブ個人決勝は、韓国人選手同士の戦いとなり、チョン・ダソミ(24)選手が金メダルを、チャン・ヘジン選手(27)が銀メダルとなりました。
アーチェリーの男子リカーブ個人決勝、韓国のオ・ジンヒョク選手は、中国の郭振維選手を相手に接戦の末、6対4で勝ち金メダルを獲得しました。
また女子ゴルフの新鋭パク・キョル選手(18)は個人戦で64をマークし通算19アンダーで優勝、金メダルを獲得しました。
韓国女子ゴルフは2006年のドーハ大会と2010年の広州大会では個人、団体戦ともに優勝し、今回3連覇を目指していましたが、団体戦はタイに敗れ、銀メダルにとどまりました。
そしてボーリングの女子トリオ戦、イ・ナヨン選手(28)、チョン・ダウン選手(28)、ソン・ヨンヒ選手(30)による韓国代表が6ゲーム合計3896点をマークし、金メダルを、韓国のイ・ヨンスン選手、キム・ジンソン選手、チョン・ウンヒ選手によるBチームが銅メダルとなりました。
さらに自転車の男子個人ロードレースで、韓国のチャン・ギョング選手(24)が、4時間7分52で1位となり、この種目で韓国は、1986年のソウル大会以来28年ぶりの金メダルに輝きました。
このほか、アーチェリーの男子リカーブ団体3位決定戦で、韓国代表は日本を破って銅メダルを獲得し、男子20キロ競歩で、キム・ヒョンソブ選手(29)が、女子20キロ競歩で、チョン・ヨンウン選手(26)がそれぞれ銅メダルを獲得しました。
一方、注目の野球の韓国対台湾の決勝と、サッカーの準々決勝、韓国対日本戦がそれぞれ28日夜行われます。