仁川アジア大会4日目の22日、韓国は、射撃と柔道で金メダル2個を追加し、これまでに獲得したメダルは、金メダル14、銀メダル14、銅メダル16となり、中国に次いで総合順位2位を維持しています。
仁川桃源体育館で行われた柔道、女子78キロ級決勝で韓国は、広州アジア大会金メダリストのチョン・キョンミ選手(29)が北韓のソル・キョン選手を破って優勝し、アジア大会2連覇を成し遂げました。また、男子90キロ級、100キロ級、100キロ超級と、女子78キロ級でそれぞれ銅メダルを獲得しました。
射撃では、女子25メートルピストル団体で金メダル、女子エアライフル団体で銅メダルを獲得しましたが、女子25メートルピストル個人でメダルが期待されていたロンドンオリンピック金メダリストのキム・ジャンミ選手(22)は、5位にとどまりました。
またフェンシングは、2012年ロンドンオリンピックで不可解な判定で決勝進出を逃した女子エペのシン・アラム選手(28)が中国選手との決勝を延長戦の末1点差で敗れ惜しくも銀メダル、男子フルーレ個人のホ・ジュン選手(26)も中国選手に2点差で敗れて銀メダルとなりました。
さらに、パク・テファン選手の率いる競泳男子800メートルリレーは7分21秒37の3位で入り、3大会連続銅メダルとなりました。
アジア大会2連覇を目指す韓国野球は、1次リーグB組タイとの第一戦を15対0で5回コールド勝ちしました。