仁川アジア大会は20日から競技が本格的に始まり、韓国は、フェンシングで金メダル2個を獲得するなど合わせて5つの金メダルを獲得し、総合順位1位をマークしています。
20日夜、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市体育館で行わたフェンシング女子サーブル個人決勝は、韓国選手同士の対戦となり、イ・ラジン(24)選手が、ロンドンオリンピック金メダリストのキム・ジョン選手(26)を15対11で抑えて優勝しました。
同じく韓国選手同士の対戦となった男子エペ個人決勝は、チョン・ジンソン選手(30)が、パク・キョンドゥ選手(30)を15対9で破って優勝しました。
また韓国はサイクル男子チームスプリントで、59秒616をマークし、中国を破って初めての金メダルを獲得しました。女子チームスプリントは中国に破れて銀メダルとなりました。
さらに、武術のイ・ハソン(20)選手が、男子長挙個人で優勝し、今大会韓国初の金メダリストになったほか、馬場馬術団体はアジア大会5連覇の快挙を成し遂げました。
このほか、射撃の男子50メートル団体と女子10メートルエアピストル個人で韓国はいずれも中国に破れて銀メダルを獲得しました。
これで韓国は20日の試合を全て終え、金メダル5個、銀メダル5個、銅メダル3個を獲得し、中国を銀メダルの数で上回り総合順位でトップを走っています。