韓国、日本、中国の外務次官級協議が11日、ソウルで開かれ、3か国間の協力を強化していくことで一致しました。
今回の協議には、韓国の李京秀(イ・ギョンス)外務次官補、日本の杉山晋輔外務審議官、中国の劉振民外務次官が首席代表として出席しました。
韓日中の次官級協議は、おととし11月以来で、韓国が日中に呼びかける形で実現したものです。
協議の冒頭、李京秀次官補は、「3か国協力は域内の平和と安定のためにとても重要だ。3か国協力を妨げている最近の障害物が協力プロセスを非正常にしている」と懸念を示しました。
また、日本の杉山審議官は、「今回の協議でいかにして3か国の協力プロセスを正常に戻せるか探りたい」と述べ、劉次官は、「3か国協力に進展と同時につまづきもあったが、中国は韓国、日本と協力する準備ができている」と強調しました。
今回の協議で、3か国は、国家間で政治的なあつれきがあっても、3か国の協力の枠組みが推進力を失ってはならないという認識で一致しました。
協議では、3か国外相会談と首脳会談の開催についても話し合われ、外相会談については、年内の開催を目指すことで一致しましたが、首脳会談については、具体的な合意はなかったもようです。
韓中日首脳会談は経済、文化、人の交流など3か国間の協力を話し合う場となっていましたが、日中の外交問題などのために2012年5月を最後に開かれていません。
一方、韓国と日本との間で2国間協議が12日午前、行われ、旧日本軍慰安婦問題などについて意見を交わし、慰安婦問題の解決を目指す韓日局長級協議を早期に開いて議論していくことで一致したもようです。