19日に始まる仁川（インチョン）アジア競技大会に向けて、韓国の選手団の結団式が11日、ソウルのオリンピック公園で行われました。
結団式にはパク・スンホ団長をはじめ、選手・役員1000人あまりのほか、鄭烘原（チョン・ホンウォン）国務総理、金鍾徳（キム・ジョンドク）文化体育観光部長官らが出席し、選手たちを激励しました。
韓国は今大会に36競技831人の選手が出場し、金メダル90個以上、5大会連続の総合2位を目指しています。
一方、仁川アジア大会に参加する北韓選手団の第１陣が、11日午後7時ごろ、平壌から仁川に直行する航空機で到着することになっています。
北韓は5回に分けて選手団を派遣する予定で、11日に仁川入りするのは、サッカーやボートなど一部の競技の選手と監督ら94人となっています。
北韓は今大会に、サッカー、水泳、アーチェリー、陸上、ボクシング、カヌー、体操、柔道、レスリングなど、14競技に、選手150人を派遣する予定で、監督や役員、審判などを含めると、273人の選手団を派遣することになっています。