プロ野球の2軍リーグで戦いながら、リーグに加盟できなかったプロ球団の「高陽ワンダーズ」が、創設から3年足らずで解散されることになりました。
「高陽ワンダーズ」は、プロ球団に指名されなかった選手や球団から放出された選手に活躍の機会を与えようと、2011年12月、ＩＴ企業家の許（ホ）ミンさんが資金を出して京畿道（キョンギド）高陽（コヤン）市を本拠地として結成されました。
そして翌2012年から2軍リーグのフューチャーズ・リーグのチームとの間で公式戦ではない交流試合を行い、今シーズンは、これまで90試合、43勝12分け25敗の好成績でした。
しかしフューチャーズ・リーグへの加盟が認められなかったことから、毎年30億ウォンを超す資金を出してきた許ミンさんも、「独立球団の運営に限界を感じた」として、11日、チームを解散することを明らかにしました。しかし選手には、２，３か月の間は給料を払うとしています。