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スポーツ

仁川アジア大会 参加国の国旗は競技場内だけ

Write: 2014-09-11 09:18:36Update: 2014-09-11 10:23:28

仁川アジア大会 参加国の国旗は競技場内だけ

北韓の国旗が競技場周辺に飾られていたとして保守系の団体から抗議が相次いだことから、今月19日に開幕する仁川(インチョン)アジア大会では、不要なトラブルを避けるため参加国や地域の国旗の飾りつけは競技場内だけにすることになりました。
仁川アジア大会組織委員会が10日発表したところによりますと、競技場周辺には、アジアオリンピック評議会の旗と大会のエンブレム旗だけを掲げ、参加45か国・地域の国旗は、競技場内にだけ掲げる方針を決めたということです。
アジアオリンピック評議会の規定によりますと、すべての競技場や周辺、本部となるホテル、選手村、メイン・プレスセンター、空港などには、アジアオリンピック評議会旗や参加国の国旗を掲げるよう定めています。
しかし今月6日、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市にある総合運動場前の道路に北韓の国旗が飾られているとして、保守系の団体が抗議し、高陽市が撤去したことから、北韓の国旗を掲げてはならないとする反対派と規定に従ったとする賛成派の意見が激しく対立していました。
このため政府や大会の組織委員会は、不要なトラブルを避けるため、こうした方針を決めたものとみられます。
これについて、組織委員会の関係者は、「規定にある競技場周辺という表現はあいまいで、無駄な論争を避けるために決めた」と話しています。
2002年に釜山で開かれたアジア大会や、2003年に大邱(テグ)で開かれた夏季ユニバーシアード大会では、北韓の国旗が競技場周辺に飾られていました。

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