仁川(インチョン)アジア競技大会の開幕が、今月19日に迫ってきましたが、国際放送センターやプレスセンターも、開設に向けた準備が大詰めの段階に入っています。
このうち世界の放送局が集まる国際放送センターは、1000人余りが常駐できる規模で5日に非公式オープンして12日から正式にオープンすることになっています。またメインプレスセンターも12日にオープンします。
これとともに仁川アジア大会の競技運営の状況を把握する総合センターの開所式が3日に行われて大会運営が事実上始まり、5日には選手村病院がオープンし、入村した選手の健康管理に当たります。
そして12日には選手村の国旗広場で開村式が、16日には、メインプレスセンターと国際放送センターの開館式、開幕前日の18日には、仁川アジア大会の公式歓迎パーティが開かれます。
こうして、19日には、「アジアの未来との出会い」をテーマに開会式が行われ、大会は16日間の熱戦に入ります。
組織委員会の関係者は、「旧盆の秋夕(チュソク)連休も返上して大会の成功に向けて全力を尽くします」と話しています。