放送通信委員会は1日、KBS理事会の李佶詠(イ・ギルヨン)理事長が先月末、辞意を表明したことから、後任の候補としてソウル大名誉教授の李仁浩(イ・インホ)氏(78)を推薦しました。
李仁浩氏は、大統領の任命を経てKBSの理事に正式に選任される見通しで、理事のうち、最年長者が理事長を務めるのがこれまでの慣例だったことから、理事長に選ばれる可能性が高いものとみられています。
李仁浩氏は、ソウル大学を卒業、ハーバード大学大学院で博士号を取得した歴史学者で、高麗大学史学科教授などを務めたほか、女性としては初めて、フィンランドとロシア駐在大使を歴任しています。
KBS理事会は、3日に理事会を開いて、新しい理事長を選出することにしていて、任期は、前の理事長の残りの任期の2015年8月31日までとなります。
李仁浩氏については、野党やKBSの労働組合などが、日本による植民地支配を美化するなど、偏った歴史観を持っており、公営放送の理事長としては不適切だと指摘する声が出ています。
KBSの理事会は、KBSの運営方針を決める権限を持っていて、与党が推薦する7人と野党が推薦する4人をさらに放送通信委員会が推薦する形をとっています。