来月19日から仁川で開かれるアジア競技大会の開会式のテーマが、「45億人の夢、ひとつになるアジア」に決まりました。
仁川アジア大会組織委員会は27日、ソウルの国立現代美術館で記者会見を開き、開会式のテーマやプログラムなどを発表しました。
それによりますと、開会式と閉会式には250億ウォンの予算が投じられ、映画監督のイム・グォンテクさんが総監督、同じく映画監督のチャン・ジンさんが総演出を務め、衣装やパフォーマンスには、著名なデザイナーや振り付け師が加わります。
なかでも開会式は、「45億人の夢、ひとつになるアジア」というテーマで、ソプラノ歌手のチョ・スミさんが、詩人の高銀(コ・ウン)さんが作詞した「アジアードの歌」を919人の仁川市民合唱団とともに歌います。
またミュージカル俳優による歌や、国楽、クラシック音楽が続き、俳優のチャン・ドンゴンさんとキム・スヒョンさん、大会広報大使のJYJなど、K-POPスターの歌やパフォーマンスも披露されます。
チャン・ジン監督は、「2010年の広州アジア大会、2012年ロンドンオリンピック、ことしのソチ冬のオリンピックなど最近の開会式は、開催国の国力を誇示する内容が目立ったが、仁川アジア大会は参加する45か国や地域が『ともにする』ということに重点を置きたい」と話しています。