韓日関係が冷え込んでいるなか、韓国の民間団体と日本の自治体が朝鮮通信使の関連資料をユネスコの記憶遺産に登録するため共同で申請することになりました。
これは、共同通信が25日に伝えたものです。
それによりますと、朝鮮通信使のユネスコ記憶遺産への登録を進める韓国側の推進委員会と、日本の長崎県対馬市、滋賀県長浜市、静岡市の関係者30人あまりは25日、山口県下関市で会議を開き、朝鮮通信使の関連資料を2016年にユネスコ記憶遺産に共同で登録申請することを決めました。双方は2017年の登録をめざすことにしています。
朝鮮通信使は朝鮮王朝が日本に派遣していた外交使節団で、17世紀から200年もの間、韓国から日本に文化を伝える役割も果たしました。