韓国・仁川アジア大会の開幕を30日後に控え、ソウル市内の泰陵選手村では、20日、選手団の合同記者会見が行われ、大会で良い成績を収め、セウォル号沈没事故で深い悲しみに陥った国民に、大きな喜びを与えたいと語りました。
仁川アジア大会は、9月19日から10月4日までの日程で開催され、アジア・オリンピック評議会に加盟する45か国と地域の全てが参加することになっています。
また、競技は28の五輪正式競技に加えて、野球、ボーリング、クリケット、カバディ、空手などを合わせた36の種目、439個の金メダルで争われ、韓国は1998年のタイ・バンコク大会から5大会連続の総合2位を目指します。
21日には、種目別の組み合わせ抽選会が行われ、26日には選手村が公開されることになっています。
開会式と閉会式では、映画監督のイム・グォンテク監督とチャン・ジ監督が演出総監督を務め、世界的に知られた韓国人男性歌手サイや、韓国人8人と中国出身の3人からなる男性アイドルグループのEXO(エクソ)のほか、イ・ヨンエ、チャン・ドンゴンなど韓流スターも大勢参加することになっています。