KBS、MBC、SBSの地上波テレビ3社とその系列局に対して、番組の途中にコマーシャルをはさむことが、認められる見通しになりました。
放送通信委員会が4日、発表したところによりますと、地上波放送の広告の量が減ってきている現状を打開して番組内容を向上させるため、CMの総量規制を導入する一方で、これまで禁じていた番組途中のCMを認めることになり、来年から実施する計画です。
地上派放送は、これまでケーブルテレビなどに比べて、相対的に厳しいCM規制が適用されていました。
来年から導入されるCMの総量規制は、全体の放送時間でのCMの総量を定め、その枠内で回数や時間を自由に調整することができるものです。
これについて放送通信委員会は、この10年間で地上派放送の広告のシェアが半分近くに減っているため、広告制度の見直しによって地上派放送に活力を与える必要があると話しています。