国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が主催するクライミングワールドカップの、ことし4回目の大会で、韓国のキム・ザイン選手(26)が、女子リードクライミング部門で準優勝しました。
スポーツクライミングは、岩場のように作られた人工の壁を、岩登りのように手足を使ってよじ登るスポーツで、リードクライミングでは、制限時間内により高いところまで上ることを競います。
3日、オーストリアのイムストで行われた｢2014IFSCクライミングワールドカップ｣の4回目の大会で、キム・ザイン選手は、女子リードクライミング部門の決勝戦で、出場者の中でもっとも高い所に挑みましたが、完全に到達する前に8分の制限時間が終了したため判定敗北となり、オーストリア代表選手に次いで2位になりました。
キム・ザイン選手は、今大会に先立って開かれた3回のワールドカップ大会すべてで優勝しており、今回は4回目の優勝を狙っていました。