韓国映画「春」が、ことしのマドリード国際映画祭で、外国語映画部門の最優秀映画賞など2冠に輝きました。
映画の制作会社によりますと、韓国映画「春」は、現地時間の19日にスペインで閉幕したマドリード国際映画祭で、外国語映画部門で最優秀映画賞と最優秀主演女優賞を受賞しました。
この映画は、ことし5月の「ミラノ国際映画祭」でも大賞、主演女優賞、撮影賞を、今月17日に閉幕した「ダラスアジア映画祭」でも、最優秀作品賞と撮影賞を受賞しています。
なかでも、主役を演じた2人の女優が、イ・ユヨンさんはミラノ国際映画祭で、キム・ソヒョンさんはマドリード国際映画祭でそれぞれ主演女優賞を受賞しました。
チョ・グンヒョン監督が作ったこの映画は、1969年のベトナム戦争を背景に、有能な彫刻家が不治の病にかかって人生をあきらめようとする瞬間、彼の妻が若い女性モデルを起用して夫の芸術魂を再燃させるという内容で、パク・ヨンウさん、キム・ソヒョンさん、イ・ユヨンさんが主演を演じています。