韓国の国防部は、現在アメリカとだけ設置している直通電話を中国との間で年内にも設置する見通しとなりました。
これは、韓国政府関係者が20日に明らかにしたもので、韓国と中国は去年末から国防部間の直通電話設置について協議を進めてきていて、22日に北京で開かれる韓中国防戦略対話で最終的に合意するものとみられています。
韓中国防部間の直通電話については、去年11月にソウルで開かれた韓中国防戦略対話で取り上げられたあと、実務レベルで協議を進めてきましたが、今月初めの習近平国家主席の韓国訪問を受けて、最終的に合意する見通しとなったものです。
また、韓国と中国は2007年にも国防部間の直通電話設置について協議していますが、その際には、中国側が北韓に配慮して設置に消極的で、実現していませんでした。
韓中の国防部間の直通電話が設置されれば、北韓の核問題や韓半島情勢などについて、より緊密な意見交換が可能になるものとみられています。
韓国はこれまで、アメリカとの間でだけ国防部間の直通電話を設置しています。