政府は18日、来年1月1日からコメ市場を全面開放することを決めました。
李桐弼(イ・ドンピル)農林畜産食品部長官は18日、記者会見し、「コメ産業の未来のため関税化は不可避で、かつ最善との結論に至った」と述べ、来年1月1日から韓国のコメ市場を全面開放することを決めたことを明らかにしました。
また李長官は、WTO=世界貿易機関の加盟国との交渉で、できるだけ高い関税率を設定し、コメ産業を保護すると強調しました。
韓国は、1994年のウルグアイラウンド交渉で、2005年に市場を開放するとしていたコメについて再交渉し、国内消費量の7.96%を義務的に輸入する見返りに、2015年までコメの市場開放を先送りしていて、今年で市場開放の猶予期限が終了することになっていました。
政府は、コメ市場の開放によって農家が受ける被害を最小限にとどめるため、コメ輸入保険制度の導入や専業農家の育成を通じた規模の経済性の追求などを柱とするコメ産業発展策をまとめることにしています。
しかし、全国農民会総連盟がコメ市場開放に反対し、ソウルの政府庁舎前で座り込みをするなど、一部の農民団体がコメの全面開放に強く反対しています。