韓国は、10年前、チリとの間にFTA＝自由貿易協定を結んだのを手始めに、これまでにアメリカ、EUなど8つの国と地域の間でFTAを結んでいますが、FTAを結んでいる国からの菓子の輸入が以前の3倍以上に増えていることがわかりました。
関税庁によりますと、去年、韓国の菓子の輸入は4億3600万ドルに達し、10年前の2003年に比べて2.8倍に増えました。
このうちFTAを締結した国からの輸入は3億4300万ドルで、10年前に比べると3.4倍に増えています。
品目別にみますと、チョコレートは10年前に比べて3%減りましたが、全体に占める割合は45%と、依然としてもっとも高く、続いてキャンディ、ビスケット、パン、アイスクリーム、ガムの順でした。
一方、韓国から海外へのお菓子の輸出も2億6500万ドルと、10年前に比べて3倍に増えました。
主な輸出先としては、中国が全体の24%ともっとも多く、続いてアメリカ、日本、ASEANの順でした。