日本の安倍内閣の歴史認識の問題で韓日関係が悪化の一途をたどっているなか、日本との外交の実務を担当する外交部の北東アジア1課長に初めて女性外交官が起用され、今後の活躍に注目が集まっています。
外交部の北東アジア1課長に就任するのは、女性外交官の呉珍姫(オ・ジンヒ)氏で、1988年に外交部に入り、東京の韓国大使館の1等書記官を経て、北東アジア1課の外務書記官を務め、日本通とされています。
呉氏は、去年暮れの安倍首相の靖国神社参拝や最近の河野談話の見直し問題などに対応するうえで、実務的な役割を果たしたことが評価され、今回起用されたものとみられます。
韓日両国は来年、国交正常化50周年を迎えますが、両国間では記念事業などの協議はほとんど進んでおらず、安倍内閣が姿勢を変えない限り、関係が改善する兆しは見えません。しかし、日本を担当する課の初めての女性課長ということで、女性ならではの繊細な外交で、両国間に山積している課題、なかでも女性の人権問題である旧日本軍慰安婦の問題に女性の立場から実務的な役割を果たせるのではないかと期待されています。呉氏の就任は来月中旬になる見通しです。