アメリカ海軍の原子力空母も参加した韓米合同海上演習が16日から始まりました。
演習は、南海岸から西海岸にかけての沖合で行われ、韓国海軍からは「世宗大王(セジョンデワン)艦」などイージス駆逐艦2隻のほか、艦艇10隻が参加し、アメリカ海軍からは、原子力空母「ジョージ・ワシントン」など、第7艦隊の空母打撃グループが参加しています。
韓米両軍は、今回の演習で艦艇の機動的展開、通信、潜水艦の追跡などについて、連合態勢を確認することを目的としています。
続いて、21日から2日間は、済州(チェジュ)島南西海上で、韓国、アメリカ、日本による合同海上捜索救助訓練「サレックス(SAREX)」が行われ、日本の海上自衛隊の護衛艦も参加します。
ところで、アメリカ国務省のサキ報道官は15日の定例記者会見で、北韓がこのところ相次いでミサイルを発射していることについて、「事前警告なしに行われた北韓のミサイル発射は、明らかに緊張を高めることを目的としたもので、これまで40年間にわたって続いてきた軍事演習と結びつけることは適切でない」と述べました。
北韓は13日に韓半島東の海、東海に向けて弾道ミサイル2発を発射したのに続き、14日には、東海の軍事境界線付近に向けて、多連装ロケット砲、いわゆる放射砲を100発余り発射していて、これについて、一部では、16日からの韓米合同軍事演習を前に韓国に威圧を加える狙いがあるという見方が出ています。