韓国政府は、北韓の軍事挑発には厳正に対処する姿勢を保っていますが、最近、民間の南北交流については柔軟に対応しています。
統一部は、2000年から北韓に対して農業支援を行ってきた、非政府組織のワールド・ビジョン・コリアの関係者の北韓訪問を、このほど承認しました。
韓国政府は2010年3月の哨戒艦沈没事件のあと、北韓に対する経済制裁措置を取っていて、それ以来、農業支援のための関係者の北韓訪問も中断していました。
韓国政府は、また経済制裁措置以降中断してきた南北共同辞書の編さん、開城の高麗時代の遺跡発掘などについて、関係者の北韓訪問を承認するなど、先月末から民間レベルで進めてきた協力事業について、関係者の北韓訪問を相次いで承認しています。
統一部の関係者は、経済制裁措置の根幹は維持しながら、細かい部分ではより柔軟に対応していきたとしています。
消息筋は、こうした動きが続けば、制裁措置の実質的な緩和につながる可能性もあると指摘しています。