人が病気を患わず、元気で健康な状態で生活できる期間を指す「健康寿命」が、韓国人は70歳であることがわかりました。
韓国保健社会研究院によりますと、国民健康保険の受給データを分析したところ、2011年に生まれた幼児の場合、予想される寿命は81歳で、このうち健康な状態で生活できる健康寿命は70歳だということです。
性別では、病気を患う期間を含めた期待寿命は男性が78歳、女性が84歳でしたが、元気でいられる健康寿命は男性が69歳、女性が72歳で、生涯で病気を患う期間は、男性に比べて女性がおよそ3年長いということです。
これについて韓国保健社会研究院は、「とりわけ65歳以上の高齢者は高血圧や糖尿病などの慢性疾患を患う場合が多いため、健康寿命を長く保つには、規則正しい生活や定期的な検診など普段から健康管理に注意する必要がある」と説明しています。