メニューへ 本文へ
Go Top

経済

韓国製の油田用鋼管に反ダンピング関税 米商務省

Write: 2014-07-12 11:43:30Update: 2014-07-12 11:43:30

韓国製の油田用鋼管に反ダンピング関税 米商務省

アメリカ商務省は11日、韓国製の油田用鋼管がアメリカで不当に安い価格で販売されていると判断し、ことし2月の判定を覆して、韓国製品に対して最高15.75%の反ダンピング関税を賦課する方針を決めました。
USスチールなどアメリカの鉄鋼メーカー9社は、これまで韓国企業が油田用の鋼管をアメリカで不当に安い価格で販売しているとして、反ダンピング関税を賦課すべきだと主張してきました。
油田用鋼管は、原油や天然ガスの採取に使われる高強度のパイプで、韓国で製造された製品の98.5%がアメリカに輸出されていて、2012年には合わせて78万トン、8億3000万ドル分が販売されました。
今回のアメリカ商務省の決定によって、韓国の現代ハイスコは15.75%、 NEXTEELは9.89%の関税を払うことになり、大きな打撃を受ける見込みです。
韓国はアメリカ商務省の今回の決定を不服として、輸出企業はアメリカ国際貿易委員会に、政府はWTO=世界貿易機関にそれぞれ提訴することにしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >